IT徒然草 (gaia) -136ページ目

XP SP2をインストールしてみました #2

昨日は Windows XP のサービスパック2(SP2)のインストールについて書きましたが、その後特に目ぼしい違いは出てきていません。しっかりとSP2クンが私のPCを守ってくれているんでしょうかねぇ・・・。

但し、一つだけ見慣れない画面が登場するようになりました。

それは 「Windows セキュリティの重要な警告」という画面です。

SP2ではパーソナルファイアーウォール機能が強化されたそうで、外部ネットワークと通信するプログラムを起動すると、「このプログラム、通信しようとしてまっせ。ブロックしますかいな?」という感じのメッセージが出るようになったわけです。

ま、この手の機能は Norton であれば「Internet Security」というセキュリティ系ソフトを使っていれば馴染みがありますが、その辺の知識がない人にとっては、このMSのメッセージだと「大変なことが起こった!」とビビるのではないでしょうか!?

もうちょっと普通の日本語で書いて欲しいもんですな...

XP SP2をインストールしてみました

遅まきながら、自宅のWindows XPにSP(サービスパック)2をインストールしてみました。

やり方は簡単。Windows Updateでチェックして、言われた通りにクリックしていけばインストールは完了します。

今回気になったことは2点。

1.時間がかかる

 Microsoft(以下、MS)のサイトからのダウンロードとその後行われるインストールで合わせて1時間近くかかりました。ダウンロードがADSL(12M)で30分程度、インストールで30分程度という感じでしょうか。

 MSによればダウンロードするファイルは495MBとのことですので、それ自身でかなり大容量のファイルダウンロードですが、インストール処理も結構ヘビーな感じです。

2.Nortonがうまく対応していない

 SP2はセキュリティ機能強化が主です。インストール後に再起動すると、自動更新機能について確認する画面が出てきますが、その後「セキュリティセンター」という新画面が登場します。

 その画面では「ファイアウォール」「自動更新」「ウィルス対策」の3項目が表示されますが、Norton AntiVirusを使っていると「ウィルス対策」のところが怪しげな表示になります。

 「状態を確認して下さい」

 これは Norton 製品のHPでも書いてあるんですが、Norton AntiVirus の「不正アクセス防止機能」(悪意のあるコードによって Norton 製品の状態が判断されることを防ぐ機能らしい)が、このセキュリティーセンタと相性の悪い状況になっているとのことです。

 特にお互いの製品に不具合が出るわけではないんですが、Symantec社から10月中~下旬に発表されるバージョンアップ版が登場するまでは、この状態が続きそうです。

 今後、SP2の適用で目新しいことが起きたら報告したいと思います。

HDDレコーダーを買う時、CATVの人は注意しよう!

HDDディスクレコーダーを買ったのは今年8月15日。


1.きっかけ
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 それまでは、ごく普通のVHSビデオデッキを使っていた。ちょうど7月開始のドラマを何本か見始めていて、撮り溜めが増えてきた頃。何本もテープを買っては、

 「今日はこのテープに空きができたし、これに録画するか」 とか
 「あー、このテープ何が入ってたっけな??」 とか
 「今日の番組、2時間半だから空きがないよ~・・」

といったつまらないことで頭を悩ませることに・・・。そのうちテープごとに録画番組をメモったり消したりして、非常に面倒な状態に陥っていた。

 もともとデジタルな生活に染まってる私としては、

 「パソコンにTVチューナボードを付けて録画でもするか」

などと考えていたが、たまたま立ち寄った家電量販店で見てみると想像以上に安く売っていて、おまけにポイントも20%とか25%なんてことに・・・。

 「こりゃー、今が買い時!」

と一念発起。ちょうどボーナスがいい塩梅に残っていたのも一要因。


2.機種選定
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 大手(SONY・Panasonic・Pioneerあたり)のめぼしい製品を比較し、「勝手に録画機能」があるSONYのスゴ録をと心に誓い、近くの量販店に行った。それまで自分なりに勉強した商品知識などを店員に再確認していると、不思議とスゴ録を薦めないのだ。売り上げ1位で在庫もなく品切れ状態だったのが理由か?などと勝手に推測したが、それでも一応買うことに決めた。

 そして店員とレジに向かって一緒に歩いている時、店員はふと

 「お客さん、CATVじゃないですよね?」

と私に質問した。

 「ええ、CATVですよ。最近マンションが共同アンテナからCATVに切り替わったんですよ」

と返事をすると、

 「お客さん、CATVだとハードディスクに録画はできても、その番組をDVDに焼けなかったりしますけど、大丈夫ですか?」と。。。

 「ナニ~!? CATVはコピーガードがかかってるのか!?」

思いもよらぬ事を言われ、私の決心は揺らぐことに。

 眉唾で聞いた私は、事実関係を確認すべく別の量販店へ。するとやはり「Yes」であった。

 どうやらCATV局からの信号にコピーガードが施してある場合があるようだ(実際、具体的にどうなっているかは、各CATV局にお問い合わせを)。

 で、おまけにスゴ録の場合はそのコピーガードに対応しておらず、DVDに焼くことができないということらしい。さすが著作権にうるさいSONYである。

 更にスゴ録の場合、編集機能がとてもチープで、値段が安い分、応用力に欠けるというのが店員の弁である。

 一気に諦めの境地へ。そして、無駄のない機能と洗練された印象のPioneer「DVR-520H-S」を買うことに(PanasonicはDVD-RAMというのが弱点と思って・・・)。


3.開封・セッティング
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 買って1週間後に箱を空け接続した。やはり試したいのがEPG。CATVの場合、EPGの設定で若干戸惑うが、2回目の設定で何とか受信に成功。他は特に問題ない。同じPioneerのDVDプレーヤーを使っていたので、リモコン操作や使い勝手もスムーズに馴染んだ。

 私の場合、

 「録り溜めたビデオテープをDVDにしたかったこと」と
 「DVDを持っていない人へ録画番組を融通してあげること」

が理由で、ビデオデッキとも接続した。これで得したのは、

 「どうしても時間帯が重なる番組を録画したい時でも、一つはHDDレコーダーへ、もう一つはビデオデッキへ録画することで解決できた」

ことだ。当面は並用する人が多いのだろう。あと、画質はやっぱり綺麗。デジタル恐るべしって感じである。


4.その後の生活スタイル変化
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 まず、ガンガン録画するようになった。

 EPGで検索をかけ、ちょっとでも気に入った番組はホイホイ予約する。おまけに私の場合、録った番組は全部見ようという性格な上、いまだに見ていない番組もあって、HDD残量は既に半分を切っている。そのため映画・ライブ・名作といったものはDVD-Rに焼くことにした。

 次に、コマメに編集しようとする。

 CMと番組本編との境目を勝手にチャプターにしてくれるケースもあり、そういう場合はカットも簡単だが、そうでない場合は「部分削除機能」を使って、番組を早回し・逆回しなどしながら、CMなど余計なものをカットすることになる。普通の人はそこまでやらないだろうが、どうも無駄な映像でHDDを浪費していると思うと気が済まない....

 おまけにタイトルをつけようとする。

 EPGで予約をした番組には、その番組名がタイトルとして初期設定されるが、[映]とか[GG]といった文字が付いてきてしまう場合もある。その辺もついつい綺麗にしたくなる。

 そんな感じで、結局TVの視聴時間がぐっと増えてしまった。今までの倍近くなっているだろうか。更にここでブログも始めてしまい、余計睡眠時間が減っている今日この頃だ。

 ふと思ったが、

 そのうち動画がアップロードされるようなブログが将来現れたりするのだろうか?

でも、みんな顔は出さないよね。